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仙光寺「新型コロナウイルス感染対策」について

 

当寺は新型コロナウイルス感染対策に細心の注意を払っておりますので安心してご参詣下さい。

  • 必ずマスク着用の上、ご来寺下さい。
  • 本堂入口に自動消毒薬噴霧器を設置してますので手の消毒をお願いします。
  • 本堂入口に自動検温器を設置していますので検温をお願いします。
  • 本堂内を大型空気清浄機で常に清潔に保っています。
  • CO2センサーを設置し、本堂内の二酸化炭素濃度を測っています。
  • 下記の症状のある方は大変申し訳ございませんが、本堂への入堂をお控え願います。
  1. 風邪の症状、発熱がある方
  2. 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
  3. 「におい」の異常(嗅覚障害)や「あじ」の異常(味覚障害)がある方
  4. 2週間以内に、新型コロナウイルスの感染や疑いのある方との接触歴がある方
  5. 海外渡航歴があり、帰国後2週間以内の方

新型コロナウイルス感染症に関する念仏者としての声明

現在、新型コロナウイルス感染症は世界中に拡がり、収束する気配を見せていません。日本でも緊急事態宣言が発令されるなど、状況は新たな段階に入っています。

まず、このたびの新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた国内外の多くの方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、罹患されている皆さまに心よりお見舞い申しあげます。さらに、特に高い感染リスクにさらされながらも、懸命に治療・対策にあたられている医師、看護師をはじめとする医療従事者の方々に深く敬意と感謝を表します。

こうした危機的な状況において、世界中の人びとが共に力を合わせ、励まし合って対応しています。しかし、症状が出ないために感染に気づいていない人の行動が、感染拡大の一因となっている場合もあるのではないかとも指摘されています。感染症の危険性や対処法を正しく理解し、実行するとともに、差別や偏見が拡がらないよう、一人ひとりがお互いを思いやり、注意深く行動していきたいと願っております。

釈尊しやくそんが明らかにされた苦しみの根源であるむ無明煩悩むみようぼんのう、また親鸞聖人しんらんしようにんが「煩悩具足ぼんのうぐそく凡夫ぼんぶ」という言葉でお示しになった私たち人間の根本に潜む自己中心性に思いをいたし、このような時にこそ、人と喜びや悲しみを分かち合う生き方が大切ではないでしょうか。仏教には、「あらゆるものは因縁いんねんによりつながり合って存在しており、固定した実体はない」という「縁起えんぎ」の思想があります。新型コロナウイルスの感染拡大の原因は人との接触であるとされ、本来大切な人との「つながり」が、今は安心感ではなく、不安をもたらすものとなってしまっています。しかし、「つながり」を表面的に捉え、危険なものと否定的に考えてはなりません。世界的な感染大流行という危機に直面する今だからこそ、私たちは仏教が説く「つながり」の本来的な意味とその大切さに気づいていく必要があります。

今重要なことは、仏智ぶつちに教え導かれ、仏さまの大きな慈悲じひのはたらきの中、共に協力し合って生きる大切さをあらためて認識し、感染拡大をくい止めることです。緊急事態宣言がコロナ危機を克服してくれるのではありません。この困難を打開できるか否かは、多くの関係者のご尽力とともに、私たち一人ひとりの徹底した適切な行動にかかっています。

私という存在は、世界の人びととの「つながり」の中で生きているからこそ、やがて、共にこの苦難を乗り越えた時、世界中の人びとと喜びを分かち合えることでしょう。それぞれの立場において、この難局で法灯ほうとうや伝統を絶やさないために何ができるかを考え、「そのまま救いとる」とはたらいてくださるお念仏の心をいよいよいただき、共々に支え合い、力を合わせるのです。誰もが安心して生活できる社会を取りもどすことができるよう、精いっぱいのつとめを果たしてまいりましょう。

2020(令和2)年4月14日

浄土真宗本願寺派総長  石上 智康

本願寺「新型コロナウイルスの感染拡大に伴うすべての人へのメッセージポスター」